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  • 徳島県における「トータルライフキャリアデザイン事業」に関する取り組みについて

    私たち地域創生Coデザイン研究所は、NTT西日本徳島支店とともに地域活性化の取り組みとして、徳島県の担い手不足を県内の大学や企業と連携して解消し、地域のあらゆる方々が自分らしいライフキャリアを実現できるよう、「トータルライフキャリアデザイン事業」の実現に取り組んでいます。 2022年7月22日に徳島大学をはじめとした県内高等教育機関・自治体・経済団体など57の企業や団体が加入している「コンソーシアムとくしま」の総会にて、私たちが取り組んでいる担い手確保・定着に向けた構想の説明や昨年度の成果報告、価値観マッチング※1のプレリリースに向けた依頼を行いました。 総会の冒頭、徳島大学の河村 保彦学長、徳島県の飯泉 嘉門知事からのご挨拶において、徳島県内における若者の定着に向けた課題感や、高等教育機関での高度な教育カリキュラムによる優秀な人材の輩出への期待など、「コンソーシアムとくしま」が主体となって取り組んでいる「とくしま創生人材・企業共創プログラム※2」についてのコメントがあり、改めて取り組みの重要性が確認されました。 1 価値観マッチング:「トータルライフキャリアデザイン事業」の新卒採用支援の取り組みで、従来の採用で用いられる希望条件と採用条件によるマッチングだけではなく、「個人の価値観」と「組織文化」という言語化されていない情報を見える化・マッチングさせることで、学生と企業との接点拡大、就職後のミスマッチ低減を図る現在検討中のサービス 徳島大学とNTT西日本徳島支店は2020年10月21日に「ICT利活用による地域活性化連携協定」を締結し、価値観マッチング(キャリア・サポート・システム)の開発などについて共創中 2 とくしま創生人材・企業共創プログラム:文部科学省の「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」に採択された徳島大学が推進する事業であり、価値観マッチングの開発、エクスターンシップや実践型インターンシップなどの取り組みを実施 NTT西日本徳島支店の発表では、ビジネス推進担当の山下 潤課長より、「コンソーシアムとくしま」の皆さまのご協力により価値観マッチングのロジック確立や徳島県内企業の若手社員が合同で研修プログラムを受講する地域共同型育成※3の構想が出来上がったことなどの昨年度の成果を報告するとともに、2022年度第4四半期より予定している価値観マッチングのプレリリースにおいて利用いただける企業の募集や学生の利用促進について、依頼を行いました。2022年度は価値観マッチングのサービス有効性やユーザー受容性などを検証するフェーズであるため、「コンソーシアムとくしま」の皆さまからの支援が必須であり、発表の中で徳島大学の山中 英生教授からコメントもいただきながら協力を仰ぎました。 最後に、価値観マッチングを中心とする「トータルライフキャリアデザイン事業」を実現し、魅力的な地域創りをしていくため、徳島県内の皆さまと「共創」し、地域に根差した取り組みを推進する必要性を熱く語り、持続可能なモデルの確立に向けた地域共同事業体(仮)の設立など、仲間づくりについての依頼を行い、発表を締めくくりました。総会の参加者からは、各高等教育機関の就職状況の共有や、徳島版の就職・採用支援サービスとして期待する旨のコメントが寄せられ、関心の高さが伺えました。 今後も地域のステークホルダーの方々と連携し、価値観マッチングのプレリリースや地域共同型育成のトライアル、地域共同事業体(仮)の設立に向けた仲間づくりなど、「トータルライフキャリアデザイン事業」の実現に向けた取り組みを進めてまいります。 3 地域共同型育成:育成シェアリングによるリソース補完(アウトソーシング)、切磋琢磨できる環境によるスキル向上・マインド変革、企業間のコミュニティ形成による地域発のイノベーションを誘発し、地域の発展をめざす構想

  • 佐賀県の就域モデルに関する取り組みについて

    2022年6月29日(水)に佐賀大学の大学院生(約100名)に向けて、株式会社地域創生Coデザイン研究所 代表取締役所長 木上 秀則が講義を行いました。 私どもは、NTT西日本佐賀支店とともに地域活性化の取り組みとして、佐賀県の就域モデル※1の実現に向けて、佐賀大学や県内企業と連携し、学生のキャリアデザイン形成の促進および県内企業と学生との接点強化を図る活動を実施しています。 また、2022年5月17日(火)に佐賀大学とNTT西日本佐賀支店の間でICT連携協定を締結し、より一層の協力体制を築いています。 この度、佐賀大学よりご依頼を受け、大学院生向けの“キャリアデザイン特論”(キャリアセンター長 羽石 寛志教授)という授業の一コマで、木上自身のキャリアや仕事観などについて講義を実施しました。 その後の座談会には、取締役 Coデザイン事業部長 兼 戦略企画部長 中村 彰呉とCoデザイン事業部 主幹研究員シニアCoクリエイター 杉原 薫子も参加し、チャット形式で大学院生と質疑応答を行いました。 大学院生からの質問では「採用時に企業が見ている点は何か?」「キャリア向上意欲を持続させるためにはどうすればよいか?」「時代の変化を踏まえた今後のキャリア形成の在り方(スペシャリスト/ゼネラリスト)についてどう思うか?」など忌憚ない質問が飛び交い、大学院生にとっては企業人から直接回答を得る機会となったとともに、企業側としても学生の意見が直接聞ける貴重な時間となりました。 1 就域モデル:地域の企業、行政、教育機関等がコミュニティを形成し、利害の異なる企業同士が採用・研修活動を共同で行うことで地域に根差す若者の定着支援を行うモデル 今後もNTT西日本佐賀支店と連携し、佐賀大学や県内企業との関係性を強化しながら、佐賀県の就域モデルの実現に取り組んでいきます。

  • ワーケーションを活用した地域創生プログラムについて

    私たちは、温暖な気候を利用した甘夏みかんの栽培で有名な三重県尾鷲市で、大学・企業と連携し『ワーケーションを活用した地域創生プログラム~半農半X~』を実践的に取り組んでいます。 これまでのワーケーションというと、「ワーク×バケーション」という印象が強いですが、私たちは、「ワーク×イノベーション」という思想のもと、“地方の人手不足”と“都市の人材・リソース”を繋ぎ、地方で活躍できる企業・人材を増やし、共創することで、持続可能な地域を創生していくことに取り組んでいます。 今回、2022年3月末~4月上旬にかけて、尾鷲市・NPO法人・地域おこし協力隊の皆さまのご協力を受け、三重大学の学生、参加企業の皆さまと連携し、甘夏みかんの収穫を通じた『半農半X』を体験するプログラムを開催しました。プログラムでは、尾鷲市の文化財を活用したシェアスペース「土井見世(どいみせ)」でのテレワーク、地域の課題解決や関係人口創出のためのNPO法人さまとのディスカッションなどを行いました。 尾鷲市に訪れたことのない方などにも参加いただくことで、尾鷲市の魅力を伝えるとともに、新たなアイデアなどを取り入れる場づくりとして、本地域創生プログラムは一定の効果があることが確認できました。 今後は、本取り組みで得られた効果的な地域共創型ワーケーションモデルの具現化手法や知見を基に、関係人口の創出や、収穫した甘夏みかんを活用した商品企画・販売実践への展開など、より良いものを創り上げることで地域への貢献・ビジネス化をめざします。 「尾鷲市に行ってみたい」「参加してみたい」などの体験希望や、自身の企業・地域でも「一緒に地域創生プログラムを創ってみたい」「一緒に考えてほしい」などの開催希望、ご興味がある方はお気軽にお問合せください。一緒に地域を盛り上げていきましょう!