愛知県岡崎市において、 森林経営の健全化に向けた人工衛星データを活用したカーボンクレジット発行事業の技術実証を開始しました。
私たちは森林・林業を起点とした持続的な地域活性化をめざし、地域の皆さまと共に森林の健全なライフサイクルを作りながら、国産木材の安定供給や、エネルギーの地産地消を通して、カーボンニュートラル社会の実現(森林・林業DX)をめざします。
本取り組みの一環としてNTT西日本東海支店がパートナーの皆さまと共に愛知県岡崎市をフィールドとして、森林の価値を高め将来にわたり持続可能な森林経営ができるよう、人工衛星画像データを活用した森林経営支援とカーボンクレジット発行事業のサービス化をめざす実証を2023年1月より開始しました。
最初の取り組みとして、森林経営の健全化に向けた森林のCO2吸収量を効率的に評価するため、人工衛星を活用したデータ取得方法の確立と、CO2吸収量の可視化に関する技術実証を行います。本技術が実用化されれば、広範囲の森林データを効率的に取得・解析可能な手法として活用が期待されています。
本取り組みの他にも、NTT西日本及び地域創生Coデザイン研究所では、宮崎県や岡山県などでも森林由来のCO2吸収量の把握等を進めており、今後も森林・林業DXの活動を通じて得られた知見を基に、林業を起点とした持続可能な地域産業の活性化に寄与してまいります。
【リンク】
NTT西日本 東海支店
産学官連携による衛星データを活用した森林経営支援とカーボンクレジット発行事業の技術実証を開始
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