Message
私たちが大切にしていること

思えば、お決まりのセリフのように、
どこか絵空ごとにも
感じられるようになってしまった
「今は激動の時代」「一極集中を是正」
「地方を元気に日本に活力を」といった
言葉たち。
自分を取り巻く環境や暮らし、
社会は淡々と続いてきた。
それがこのところ、なにか変わってきたかな、
と感じることが増えてきた。

「初めまして」もリモートで。
海辺の近くに移り住み、
仕事が終われば釣りに出かける。
子どもたちは、オンライン授業も当たり前で、
遠い国の教室とつながって
ディスカッションすることだってある。
なにも病院や診療所へ行かなくても、
画面越しにお医者さんの診察を
受けることができたり。
これらのことは、実はずっと前から
技術的には実現可能だったことばかりだ。
それが現実になったのは、
みんなの意識が変わったから。
そう、「いち、にぃの、さん」と、
みんなでやれば、
世の中は本当に大きく変わる、
変えられるということを実感した。

だから思う。
「共創」なんて大げさに構えなくてもいい。
自分のふるまいが、
自分を取り巻く環境や暮らし、
地域にどう関わっているのか、
どんな影響を与えているのか。
そんなことを考えて、
何か動きだしたい人たちと、
何か一緒にはじめよう。
いろいろな人たちや企業、
チームとつながって、
まちの資源やテクノロジーを活かした
試行錯誤に心おどらせよう。
きっと、そういう人たちが集まるところが、
元気な地域と呼べるのだと思う。
私たちは、そのような世の中を、
みんなでつくりたい。

人々が主体的に共創できる社会 価値共創 探索する 構想する 企画する 試行する 実装する 未来にむけた問いを深める対話 人がのんびり動き出せる土壌

Mission
持続的な地域社会のために
できること

私たちは、持続的な地域社会への変革を見据え、
地域の人々が主体的に共創できる社会をつくって
いきたいと考えています。
暮らしを統合的に捉えた「課題探索」から、
持続的な仕組みとして回りはじめる「社会実装」までの一連の価値共創を、
地域のみなさんと同じ目線で共に取り組んでいきます。
目に見える課題解決を急ぐあまり、共創活動の立ち上げや
テクノロジーの導入自体が目的にすり替わってしまうことも多い今の時代、
私たちはあえてじっくり腰を据えて、未来に向けた活動も大切にします。
自らの想いをていねいに確認しながら、
地域や社会に主体的に関わりはじめること。
次の時代の社会に思いを巡らせ問いを深めていくこと。
そして、テクノロジーの新しい可能性に目を向けること。
短期的な成果ではなく、社会を変えるためのムーブメントを
みなさんと一緒につくっていきたい。
それが地域創生Coデザイン研究所の想いです。