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【研究員登壇のお知らせ】
UNWTO駐日事務所主催「持続可能な観光の実現に向けた先進事例シンポジウム」で取り組み事例紹介


株式会社地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長 北山 泰三/以下、地域創生Coデザイン研究所)は、地域の多様な課題に対して、新たな価値を創造することで、地域の活性化と持続可能性の実現をめざしています。このたび、地域創生Coデザイン研究所の研究員である冨田祐策が、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所主催のシンポジウムに登壇します。

持続可能な観光を追求し、地域固有の課題解決に向けて模索する国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所は、観光庁モデル事業と連携のもと、「持続可能な観光アーカイブ」プロジェクトを推進しています。

地域創生Coデザイン研究所では、観光産業の抱えるオーバーツーリズム、労働人口の減少といった事象により、地域の持続可能性が失われつつあるという課題意識にもとづき、それを乗り越える手法としてデータに基づく観光地経営を主題に置いています。これまで広島県廿日市市宮島をフィールドに、ヒト的アプローチ※1、システム的アプローチ※2の両面から観光を起点とした持続可能な地域づくりに取り組んできました。

「持続可能な観光の実現に向けた先進事例シンポジウム」では、離島の持つ環境や文化を守りつつ、持続可能な観光をどのように実現していくか、その具体的な事例と合意形成の方法について深く掘り下げます。
地域創生Coデザイン研究所からは、研究主任 冨田 祐策が登壇し、「データに基づく持続可能な観光地経営に向けて」というテーマで、地域課題解決に向けた合意形成のプロセスについて、宮島での取り組みを発表します。

※1ヒト的アプローチ:デジタル人材育成やコミュニティ形成により課題解決をめざす取り組み

※2システム的アプローチ:デジタルツールやテクノロジーの導入・活用により課題解決をめざす取り組み

国連世界観光機構(UNWTO)駐日事務所
「持続可能な観光の実現に向けた先進事例シンポジウム」

      日時:2023年12月13日(水)13:30〜16:00
      形式:オンライン(YouTube配信)
      参加:無料
      主催:国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所、
      一般財団法人アジア太平洋観光交流センター(APTEC)
      申込締切:2023年12月6日(水)
      詳細・参加申込:https://unwto-ap.org/topics/sympo1213/
      (国連世界観光機構(UNWTO)駐日事務所ホームページに遷移します)

    ■プログラム詳細

    13:30 開始案内、概略説明
    13:45 各エリアからの取り組み事例紹介(各10分)
     沖縄県南城市久高島 (株)アンカーリングジャパン 代表取締役 中村 圭一郎 氏
     沖縄県うるま市伊計島 伊計島憲章制定事業事務局(沖縄国際大学)上江洲 薫 氏
     鹿児島県大島郡沖永良部島 (一社)おきのえらぶ島観光協会 理事 古村 英次郎 氏
     長崎県佐世保市黒島町 NPO法人 黒島観光協会 理事長 山内 一成 氏
     広島県廿日市市宮島町 (株)地域創生Coデザイン研究所 研究主任 冨田祐策
    14:45 パネルディスカッション
       ・なりたい姿にむけての合意形成の取り方
       ・経済、環境、社会・文化のバランスの取り方
       ・指標に関する議論
    モデレーター UNWTO駐日事務所副代表 APTEC事務局長 大宅 千明 氏
    15:35 アーカイブ事業紹介