ワーケーションを活用した地域創生プログラムについて
私たちは、温暖な気候を利用した甘夏みかんの栽培で有名な三重県尾鷲市で、大学・企業と連携し『ワーケーションを活用した地域創生プログラム~半農半X~』を実践的に取り組んでいます。
これまでのワーケーションというと、「ワーク×バケーション」という印象が強いですが、私たちは、「ワーク×イノベーション」という思想のもと、“地方の人手不足”と“都市の人材・リソース”を繋ぎ、地方で活躍できる企業・人材を増やし、共創することで、持続可能な地域を創生していくことに取り組んでいます。
今回、2022年3月末~4月上旬にかけて、尾鷲市・NPO法人・地域おこし協力隊の皆さまのご協力を受け、三重大学の学生、参加企業の皆さまと連携し、甘夏みかんの収穫を通じた『半農半X』を体験するプログラムを開催しました。プログラムでは、尾鷲市の文化財を活用したシェアスペース「土井見世(どいみせ)」でのテレワーク、地域の課題解決や関係人口創出のためのNPO法人さまとのディスカッションなどを行いました。
尾鷲市に訪れたことのない方などにも参加いただくことで、尾鷲市の魅力を伝えるとともに、新たなアイデアなどを取り入れる場づくりとして、本地域創生プログラムは一定の効果があることが確認できました。
今後は、本取り組みで得られた効果的な地域共創型ワーケーションモデルの具現化手法や知見を基に、関係人口の創出や、収穫した甘夏みかんを活用した商品企画・販売実践への展開など、より良いものを創り上げることで地域への貢献・ビジネス化をめざします。
「尾鷲市に行ってみたい」「参加してみたい」などの体験希望や、自身の企業・地域でも「一緒に地域創生プログラムを創ってみたい」「一緒に考えてほしい」などの開催希望、ご興味がある方はお気軽にお問合せください。一緒に地域を盛り上げていきましょう!