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木村篤信が「ReDesign Talk 住民と共に創る地域DX」に登壇します

持続可能な地域社会への変革を見据え、「人々が主体的に共創できる社会」の実現をめざす株式会社地域創生Coデザイン研究所ポリフォニックパートナーの木村篤信が、株式会社NTTデータ経営研究所主催のイベント「ReDesign Talk 住民と共に創る地域DX 第2回~新しいコモンズを共創するリビングラボ~」に登壇いたしますので、知らせいたします。

NTTデータ経営研究所は、現代社会の社会システムの限界が多様な社会課題を生み出し、また、地域の持続可能性が失われつつあるという課題意識にもとづき、それを乗り越える手法として共創・Coデザイン・リビングラボ※1のアプローチに関心を持ち、イベント「ReDesign Talk 住民と共に創る地域DX」を主催しています。一方、株式会社地域創生Coデザイン研究所も、同様の課題意識にもとづき、持続可能な地域社会への変革に向けた実践や方法論の研究、人材育成、仕組みづくりに取り組んできました。
社会課題を本質的に捉えて乗り越える実践や方法論について深めるため、本イベントでは、地域創生Coデザイン研究所にて検討してきた社会システムデザイン方法論※2やその人材育成プログラムについてご紹介するとともに、NTTデータ経営研究所 伊藤藍子氏、NTTテクノクロス 陳欣蕾氏とのパネルディスカッションを行います。

1:リビングラボとは、サービスの利用者である生活者と、サービスの提供者である企業・行政などが共にサービスを創る(共創する)方法論です。(引用:木村,(2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局

2:木村、原口、山内、松浦、原口(2022),新たな社会構造に転換するための社会システムデザイン方法論, 日本デザイン学会 第69回春季研究発表大会(2022年6月25-26日開催予定)にて詳細発表予定。
https://poniponi.or.jp/project/
social-system-design-methodology.html

■「ReDesign Talk 住民と共に創る地域DX
第2回 ~新しいコモンズを共創するリビングラボ~」

■プログラム概要

  • 開催挨拶 13:30-13:35
  • プレゼン① 13:35-13:55
    「地域DXにおける住民中心デザインの重要性」:
    NTTデータ経営研究所 伊藤 藍子氏
  • プレゼン② 13:55-14:15
    「持続可能な地域社会への変革に向けた大牟田リビングラボの実践」:
    地域創生Coデザイン研究所 木村 篤信
  • プレゼン③ 14:15-14:35
    住民との共創における手法と課題(仮題)」:
    NTTテクノクロス 陳 欣蕾氏
  • パネルディスカッション 14:35-15:00
    「地域DXでの住民中心のアプローチの可能性と課題」
    ・パネリスト:地域創生Coデザイン研究所 木村 篤信
    ・パネリスト:NTTテクノクロス 陳 欣蕾氏
    ・モデレータ:NTTデータ経営研究所 伊藤 藍子氏

■木村篤信について

大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学を修了後、NTT研究所に入社。企業内に閉じられたデザイン研究・実践の限界を感じ、社会に開かれたソーシャルデザインの研究・実践プロジェクトを立ち上げる。福岡県大牟田市、奈良県奈良市との共同実験プロジェクトをNTT西日本と協働する中で理念を共有し、2021年、NTT西日本グループの子会社である地域創生Coデザイン研究所の設立に関与し、参画。現職。博士(工学)。デザインイノベーションコンソーシアム フェロー。東京理科大学 客員准教授。
主としてHCI、CSCW、UXデザイン、リビングラボ、ソーシャルデザインの研究開発に従事。デザイン研究のチームを牽引し、企業内のUXデザインプロジェクト、地域の社会課題に関するリビングラボプロジェクトを多数実践し、コンサルティングや教育活動も行っている。現在は、「人々が主体的に共創できる社会」という地域創生Coデザイン研究所のビジョンに向けて、社会課題解決に向けたデザイン方法論やデザイン人材教育方法論などの研究・実践を主題にし、大牟田市などの地域パートナーともに、まちづくり、地域経営、サービスデザイン、社会システムデザインなどの文脈で新しいソーシャルデザインのあり方を探求中。著書に「2030年の情報通信技術生活者の未来像」(NTT出版|2015年)など。

詳しい研究活動紹介はこちら
https://sites.google.com/view/co-creation-on-ubuntu/