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地域の有機資源を活用した“地域循環型肥料の実証販売”を開始しました

私たちNTT西日本グループは地域の課題へ対処し、自然資本を活用した循環型農業に取り組んでいます。

政府は持続的な食料の安定供給と農林水産業の発展を目的に”みどりの食料システム戦略”を制定し、世界的にも低水準である日本の耕作地に占める有機農地面積を2050年までに約25%(100万ha)拡大する方針を掲げています。

これらの動向を受け、私たちはこれまでに以下のような取り組みを実施してきました。
 ①2021年6月~2022年4月
 地域資源(琵琶湖の水草等)を堆肥化し、これらの堆肥を使った循環型農作物の栽培から販売および消費者のエシカル消費に関する調査を実施。
 ②2022年10月~現在、実施中
 パートナーの皆様とともに地域資源を活用した有機農業の促進に向けた共同実証を開始。
土壌分析・施肥設計、農業資材の製造・販売、農作物の流通・販売支援、有機農業人材の育成、有機農業DXの観点から検証を実施中。

現在実施中の共同実証では食料のバリューチェーンにおける課題を整理し、解決するためにさまざまな検証を行っております。

この度、滋賀県の地域資源を主原料として製造した地域循環型肥料を一般の家庭菜園やガーデニング向けにカスタマイズし、インターネット販売することとなりました。当実証販売を通して一般消費者における地域循環型肥料・農作物の認知度向上に努めてまいりたいと考えております。

【販売概要】
 販売時期:2023年3月~なくなり次第終了
 販売チャネル:Amazon(外部サイトに遷移します)
 販売者:一般社団法人SOFIX農業推進機構
 商品に関するお問い合わせ先:077-599-4310(平日10:00-17:00)

みなさまにも当肥料を一度お試しいただけますと幸いです。
私たちはこれらの活動によって、低迷している日本の有機農業を推進すると共に、循環型社会の構築に貢献していきたいです。