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「諸塚村森林・林業DX推進協議会」における実証結果、今後の展望について

私たちは森林・林業を起点とした持続的な地域活性化に向け、地域の皆さまと共に森林の健全なライフサイクルを作りながら、国産木材の安定供給や、エネルギーの地産地消を通して、カーボンニュートラルの実現(森林・林業DX)をめざします。

本取り組みの一環として、2021年4月に設立した「諸塚村森林・林業 DX 推進協議会」のパートナーの皆さまと共に、ICTを活用した効率的かつ持続的な森林経営の促進を目的に諸塚村で共同実証事業を推進してきました。
森林情報のデジタル化による森林施業の効率化、ならびに森林クラウドの活用による森林情報の見える化や施業依頼・取引など、地域のプレイヤーの林業経営・再造林の意欲向上につながるコミュニケーション活性化に資する実証結果について、このたび当該協議会メンバーにて発表会を行いました。

宮崎県内の一部地域においては、 「森林情報のデジタル化」、「森林情報の見える化」、「クラウドを活用した所有林取引」など、本実証事業のノウハウを活用し、デジタル林業の社会実装(実取引)が進んでいます。

今後、私たちは本実証事業で得られた結果を基に、森林・林業DXの事業モデルの具体化を進め、各地域の実状に合わせて、さらなる社会実装につなげていきます。これら森林・林業DXの社会実装を通して持続可能な循環型森林経営を推進し、地域の貴重な資源である豊かな森づくりとカーボンニュートラルの実現に貢献します。

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