株式会社地域創生Coデザイン研究所ポリフォニックパートナーの木村篤信が、京都橘大学(本部:京都府京都市山科区大宅山田町34、学長:岡田知弘)の情報展望論「これからの時代の社会のデザインを考える〜うまい棒ワークショップと企業事例から学ぶ~」にて講演いたしますので、お知らせいたします。
地域創生Coデザイン研究所の木村篤信は、デザイン方法論研究者として主にサービスデザイン、リビングラボ(※)、Coデザイン、社会システムデザインなどの共創の仕組みを軸に、国内外における調査研究プロジェクトやコンサルティング、教育活動に携わってきました。福岡県大牟田市、奈良県奈良市などの地域のパートナーと共に社会課題解決に関するリビングラボプロジェクトを多数実施し、それらの実践や国内外の調査研究成果をもとにしたデザイン方法論を研究・開発するとともに、それらの知見に基づいて教育活動を推進しています。
具体的には、東京理科大学や同志社大学、東京都市大学、東京電機大学などの大学にてサービスデザイン・ソーシャルデザインの授業を行い、自治体に対しては全国市町村国際文化研修所(JIAM)やの自治体向けe-ラーニング講座を提供し、企業に対しては多数の人材育成・事業開発プログラムを提供しています。
この度、京都橘大学の情報展望論において、「これからの時代の社会のデザインを考える〜うまい棒ワークショップと企業事例から学ぶ~」というタイトルで講演することになりました。社会課題解決に向けたデザイン人材教育方法論の研究とサービスデザイン/ソーシャルデザイン教育にますます尽力してまいります。
※リビングラボとは、サービスの利用者である生活者と、サービスの提供者である企業・行政などが共にサービスを創る(共創する)方法論です。(引用:木村,(2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局)
大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学を修了後、NTT研究所に入社。企業内でのUXデザイン・デザイン思考・サービスデザインの方法論研究・人材育成・コンサルティングに取り組む。その中で企業内に閉じられたデザイン研究・実践の限界を感じ、社会に開かれたソーシャルデザインの研究・実践プロジェクトを立ち上げる。福岡県大牟田市、奈良県奈良市との共同実験プロジェクトを協働する中で、NTT西日本と理念を共有し、2021年、NTT西日本グループの子会社である地域創生Coデザイン研究所の設立に関与し、参画。現職。博士(工学)。
主としてHCI、CSCW、UXデザイン、リビングラボ、社会システムデザインの研究開発に従事。デザイン研究のチームを牽引し、企業のサービスデザインプロジェクト、地域のソーシャルデザインプロジェクトを多数実践し、コンサルティングや教育活動も行っている。現在は、「人々が主体的に共創できる社会」という地域創生Coデザイン研究所のビジョンに向けて、社会課題解決やウェルビーイング実現に向けたデザイン方法論やデザイン人材教育方法論などの研究・実践を主題にし、大牟田市などの地域パートナーともに、まちづくり、地域経営、リビングラボ、社会システムデザインなどの文脈で新しいソーシャルデザインのあり方を探求中。2023年には、セクターを超えた共創であるリビングラボの日本での普及展開に取り組むために、日本リビングラボネットワーク (Japanese Network of Living Labs:JNoLL)を設立し、代表理事に就任。
著書に「はじめてのリビングラボ」(NTT出版|2025年)、「2030年の情報通信技術生活者の未来像」(NTT出版|2015年)等。
▼主な役職:
- 地域創生Coデザイン研究所(NTTグループ)
- ポリフォニックパートナー
- 日本リビングラボネットワーク
- 代表理事
- 大牟田未来共創センター
- パーソンセンタードリサーチャー
- 東京理科大学
- 客員准教授
- 東京電機大学
- 非常勤講師
- 東京都市大学
- 非常勤講師
- 京都大学デザインイノベーションコンソーシアム
- フェロー
- ソーシャルビジネスネットワーク
- フェロー
- 日本デザイン学会 情報デザイン研究部会
- 幹事
- 横浜市PTA連絡協議会
- 理事
- 生駒市「緑の基本計画改定懇話会」
- 有識者(リビングラボ)
- 独立行政法人科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX)
- ケアが根づく社会システム 領域アドバイザー
- デジタル庁
- 認定Well-beingファシリテーター
▼参考情報:
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