Column 鳥取県米子市でフィールドワーク研修を実施しました

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鳥取県米子市でフィールドワーク研修を実施しました

地域創生Coデザイン研究所では、2022年11月29日、30日の2日間、鳥取県米子市を訪れフィールドワーク研修を行いました。

■研修の目的

今回の研修は、事業構想大学院大学 河村昌美教授のご指導の元、地域創生Coデザイン研究所の研究員が実際の社会・地域課題に触れられるフィールドワークを通して、地域の実態や苦労などを体感し、現場の実践で必要となる手法や観察の目線を養うことを目的として実施されました。
米子市を外部の目で見たときの新鮮な発見、街の魅力や地域資源の掘り起こしについて現地の方々とディスカッションを行う中で課題解決に向けたアイデア・仮説の考察を実践的に学びました。

■研修内容(1)

初日の研修では、地元企業の山陰酸素グループ 並河社長、ローカルエナジー森専務に地元企業のご紹介と米子地域の概要をご説明いただきました。
その後、「歩いて楽しむ街づくり」をテーマとして米子の街を散策するチームと「地域資源を活かした街づくり」に取り組む地元企業の経営者さまにインタビューを行う2チームに分かれて活動を行いました。

■研修内容(2)

翌日は、前日のフィールドリサーチの内容を踏まえたグループワークを行いました。
2チームがそれぞれ見聞きした内容を共有し、米子市の抱える課題は何か、解決のアイデアはあるのかをチーム内でディスカッションし、取りまとめた内容を地元企業の皆さまに向けて発表しました。
その後の意見交換では、米子の地域が抱える課題の全体像や現在の取り組み内容などを現地の方々から共有いただき、具体的なターゲットの設定やめざすべき戦略・ビジョンなどについて議論を行いました。
河村教授からは、事業アイデア創出における顧客課題や社会課題について資料を用いたアドバイスをいただき理解を深めつつ、実際に現場で苦労されている現地の方々と触れ合うことで今後の実践におけるアイデアや手法を学ぶ良い機会となりました。

この記事を書いた担当者

吉川 彰布

ヨシカワ アキノブ

Coデザイン事業部
プロジェクト推進チーム
研究主任 リードCoクリエイター

今回の訪問では、米子のリアルな現場を体感し、現地の地域活性化に携わっている方々から貴重なお話を伺うことができました。
今回の知見を活かし、今後も各地域の地域課題の探索・解決に向けて取り組んでいきたいと思います。