Column 兵庫県新温泉町での地域創生活動のきっかけ

地域創生Coデザイン研究所がある地域に入り込んで、地域の課題を探索する活動レポートです。

兵庫県新温泉町での地域創生活動のきっかけ

No2.新温泉町での活動のきっかけ

私たちは西日本30府県での地域活性化活動を実施しているのですが、この地域活性化の対象になる人口5万人以下の自治体は西日本に600以上あります。この内、人口1万人前後の地域における地域創生の展開にむけた「ノウハウ蓄積・創出」と「展開の仕組みづくり」ができるフィールドとして新温泉町を選び活動することになりました。新温泉町では①地域企業や地域住民に向けてインタビューやワークショップを実施して対話を深めて実際に新温泉町に住んでいるからこそわかるリアルな意見を得る②行政職員と関係性構築をして対話を深めそして総合計画を読み込み、町が掲げるありたい姿を理解、特徴の把握をする③県や町が公表しているデータやデスクトップ調査、人流データの分析などを実施してデータとして見える客観的な情報を把握する、この3つの視点から新温泉町の課題を探索し、課題解決に向けたシナリオを構想することを活動の目的として据えて、新温泉町の活性化に寄与することをめざして2021年12月から本格的に活動を開始しました。

この記事を書いた担当者

堂前 梨恵

ドウマエ リエ

Coデザイン事業部
プロジェクト推進チーム
研究主任 リードCoクリエイター

アナログとデジタルを融合した3つの視点で新温泉町の課題・可能性を探求することで、より多面的に新温泉町の特徴を捉えることができたと感じています。
また、統計データとして活用した「地域経済循環分析ツール(環境省提供)」は、産業の観点から経済循環を知ることができ、とても有効でした。地域経済循環分析ツールは、環境省のHPからどなたでもアクセスし入手可能ですので、ぜひご活用ください。