Column 兵庫県新温泉町での地域創生活動スタート

地域創生Coデザイン研究所がある地域に入り込んで、地域の課題を探索する活動レポートです。

兵庫県新温泉町での地域創生活動スタート

No.1 新温泉町について

「新温泉町」みなさんはこの町の名前を知っていますか。
私はこの新温泉町プロジェクトに参加するまでは兵庫県の「新温泉町」という町を恥ずかしながら知りませんでした。「新温泉町」はその名の通り温泉が有名で海産物が豊富な日本海側にあります。
兵庫県にある町なので関西色が強いのかなと訪問前に想像していたのですが、実際に訪れてみると鳥取県からほど近いこともあり話す言葉も神戸周辺とは違い、話を聞いていると生活圏としても兵庫県というよりは鳥取県であるということを知りました。

 

新温泉町概要
兵庫県新温泉町は兵庫県の最北西端に位置する町で、西は鳥取県に接し北は日本海に面しており、内陸部は1,000m級の山々に囲まれています。新温泉町は1954年町村合併により浜坂町、大庭村、西浜村が浜坂町となり、また温泉町、照来村、八田村が温泉町となりました。その後2005年に浜坂町と温泉町が合併して誕生しました。
人口は約1万3千人で新温泉町という名の通り温泉文化が根付いており、家庭の浴室の蛇口をひねると温泉が出る珍しい町です。特に湯村町地域にはいくつもの温泉旅館や民宿があり観光業は町を支える主要な産業のひとつであります。また浜坂町地域では漁業が盛んで冬の味覚の王様と言われるズワイガニ、通称「松葉ガニ」の水揚げ量は日本トップクラスです。町は2005年合併していますが産業としては、湯村地域は温泉、浜坂地域は漁業が主要産業で、産業や文化は異なるという特徴があります。

この記事を書いた担当者

吉田 夏菜

ヨシダ カナ

Coデザイン事業部
プロジェクト推進チーム
研究員 Coクリエイター

新温泉町プロジェクトに携わるようになり、大阪にずっと住んでいるのにお隣の県にある兵庫県新温泉町を知らなかったことから、日本中にはまだまだ私は知らない魅力あふれる町がたくさんあるのだなということを感じました。
新温泉町に行くときはいつも食事を楽しみにしています。
洋食屋さんの一風変わったエビフライ、喫茶店の山盛りのランチ定食、有頭エビのうま味たっぷりのパスタ…!
ぜひみなさんも一度新温泉町を訪れて食と温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。