地域創生Coデザイン研究所

地域創生Coデザイン研究所のプロジェクトは通常、NTT西日本の各支店メンバーと一緒に課題を据えて課題解決のために地域事業者などプロジェクト関係者とともに取り組みを進めていくのですが、この新温泉町プロジェクトはひと味違い、私たちプロジェクトメンバーが地域の役場や主体的に動いている人たちを探し直接アプローチをして、地域を良い方向へ変えたいという熱い思いを持つ地域の主体者を探す点でした。というのも、新温泉町はこのままではいけない！という思いを持っている方は多くいるのですが、実際に主体的に活動している人を探すには時間を要しました。また主体者同士が個々で活動しているという状況で共創を生み出すまでにはいたっていなかったり、官民が連携して活動するという点に関しては課題があったりするように感じました。また人口が減少傾向のエリアではいろいろな企業や個人から地域活性化の話を聞いていることもあり、「また地域活性化系の企業が来ているのか」と町が一向に変わらない現状から必ずしもポジティブな反応があるわけではないことも新温泉町で活動していく中で難しいと感じたことのひとつでした。

【活動でわかった新温泉町の課題】
・主体者をみつけること
・主体者同士の課題をリンクさせていくこと
・主体者同士、官民連携といった共創環境をつくること