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【木村篤信 講演のお知らせ】
「第28回 関西大学 先端科学技術シンポジウム:AI時代の研究と教育」の招待講演「これからの科学技術・イノベーションと「リビングラボ」」


株式会社地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長 北山 泰三/以下、地域創生Coデザイン研究所)ポリフォニックパートナーの木村篤信が、関西大学 先端科学技術推進機構主催のイベント「第28回 関西大学 先端科学技術シンポジウム:AI時代の研究と教育」の招待講演「これからの科学技術・イノベーションと「リビングラボ」」に登壇いたします。

関西大学先端科学技術推進機構では、機構研究員が取り組んできたさまざまな研究の成果を取りまとめ、広く社会、企業、産業界に発表する場として毎年シンポジウムを開催しています。第28回となる今回は「AI時代の研究と教育」をメインテーマとし、九州大学名誉教授の若山正人氏による講演を行うとともに、招待講演17件、一般講演40件およびポスターセッションが実施されます。科学の進歩は、単に新しい技術の開発、進歩を意味するのではなく、社会や人の有り様も含めて、社会科学や人文科学の進展を含んでいます。人類の継続的な発展にとって、SDGsに示される人類の課題にとって、技術を含めた科学的なアプローチに期待するところが大きいです。先端科学技術推進機構によるシンポジウムの今回のテーマはまさに、このことを議論しようとしています。

一方、地域創生Coデザイン研究所は、現代社会の社会システムの限界が多様な社会課題を生み出し、また、地域の持続可能性が失われつつあるという課題意識にもとづき、それを乗り越える手法として共創・Coデザイン・リビングラボ※1のアプローチを主題とし、持続可能な地域社会への変革に向けた実践や方法論の研究、人材育成、仕組みづくりに取り組んできました。

第28回 関西大学 先端科学技術シンポジウムでは、これからの科学技術・イノベーションと「リビングラボ」というタイトルで、これからの社会に求められる科学技術やイノベーションとは何なのか?について問い直します。第6期科学技術イノベーション基本計画で主題とされた、社会的価値と社会の変革(トランスフォーマティブ・イノベーション)を踏まえつつ、既存の縦割り構造の組織の壁を乗り越えて、セクターを超えた共創を推進する仕組みであるリビングラボの役割について議論します。

※1:リビングラボとは、サービスの利用者である生活者と、サービスの提供者である企業・行政などが共にサービスを創る(共創する)方法論です。(引用:木村,(2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局

■第28回 関西大学先端科学技術シンポジウム:AI時代の研究と教育

      招待講演タイトル:これからの科学技術・イノベーションと「リビングラボ」
      講演日時:2024年1月26日(金) 11時00分~12時00分
      場 所:関西大学千里山キャンパス 100周年記念会館(阪急千里線「関大前」駅下車徒歩5分)
      対象者:企業、国・地方公共団体、教育研究機関関係者、学生など
      主催:関西大学 先端科学技術推進機構
      参加申込:申し込みはこちらから(関西大学のホームページに遷移します)

■プログラム概要

■木村篤信について

[写真]木村篤信
大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学を修了後、NTT研究所に入社。企業内に閉じられたデザイン研究・実践の限界を感じ、社会に開かれたソーシャルデザインの研究・実践プロジェクトを立ち上げる。福岡県大牟田市、奈良県奈良市との共同実験プロジェクトを協働する中で、NTT西日本と理念を共有し、2021年、NTT西日本グループの子会社である地域創生Coデザイン研究所の設立に関与し、参画。現職。博士(工学)。デザインイノベーションコンソーシアム フェロー。東京理科大学 客員准教授。
主としてHCI、CSCW、UXデザイン、リビングラボの研究開発に従事。デザイン研究のチームを牽引し、企業のサービスデザインプロジェクト、地域のソーシャルデザインプロジェクトを多数実践し、コンサルティングや教育活動も行っている。現在は、「人々が主体的に共創できる社会」という地域創生Coデザイン研究所のビジョンに向けて、社会課題解決やウェルビーイング実現に向けたデザイン方法論やデザイン人材教育方法論などの研究・実践を主題にし、大牟田市などの地域パートナーともにともに、まちづくり、地域経営、サービスデザイン、社会システムデザインなどの文脈で新しいソーシャルデザインのあり方を探求中。2023年には、セクターを超えた共創であるリビングラボを普及展開に取り組むために、日本リビングラボネットワーク (Japanese Network of Living Labs)を設立し、代表理事に就任。著書に「2030年の情報通信技術生活者の未来像」(NTT出版|2015年)など。
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