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地域創生Coデザイン研究所

愛知県県有林J-クレジット創出プロジェクトに係るJ-クレジット購入・活用を通じたカーボンニュートラルの実現

 株式会社地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長:北山 泰三、以下 「地域創生Coデザイン研究所」)は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、愛知県(県知事:大村 秀章、以下 「愛知県」)から森林由来のJ-クレジット※1を購入しました。
 購入したJ-クレジットは、地域創生Coデザイン研究所が愛知県より委託先として選定された「令和6年度 森林クレジット制度活用促進事業」におけるイベント開催等※2へ活用することで、環境に配慮したイベント運営等を実現するとともに、J-クレジット制度を通じた資金還流により持続可能な森林の整備・保全と地域経済の発展に貢献してまいります。

※1:森林由来のJ-クレジットとは、間伐などの森林の適切な管理を行うことによるCO2吸収量をクレジットとして国が認証したもの:
https://japancredit.go.jp/case/scheme/02/
※2:愛知県主催「森林クレジット活用セミナー」を3/4にハイブリッド開催:
https://codips.jp/news/20250203/

1.背景
 愛知県は県内面積の約43%を森林が占めており、歴史的には名古屋市を中心に木材流通の拠点として発展してきました。県内の森林の多くは伐採期を迎えており、持続可能な林業への取り組みを進めております。
 また、「あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)」において2050年までにカーボンニュートラル達成をめざす中で、温室効果ガスの吸収源対策として「森林の持つ多面的機能を発揮させる」等を掲げています。
 こうしたなか、愛知県では「矢作川・豊川CN(カーボンニュートラル)プロジェクト」の取り組みの一つとして、県内では初となるJ-クレジット制度を活用した森林クレジット(愛知県県有林J-クレジット)を販売いたしました。販売による収益は県有林の森林管理に活用し、森林の適切な管理を進める方針を掲げております。

2.取り組み概要
 地域創生Coデザイン研究所は、「森林の健全なライフサイクル」の実現に向けて、従前より森林由来のJ-クレジット創出や民間企業へのJ-クレジット流通等に取り組む※3ことで、地域経済活性化に向けた資金還流の後押しやJ-クレジットを活用したまちづくりを実施してまいりました。
 今回、愛知県のJ-クレジットを購入し、当社が主体的に活用を行うことで、カーボンニュートラルの実現に向けた機運醸成をめざすとともに、愛知県としては自然資本を活用した持続可能な林業経営の実現に繋げます。

※3:森林・林業DXを活用した地域の脱炭素化(カーボンニュートラル)支援サービス:
https://business.ntt-west.co.jp/solution/forest_dx/

3.今後の展開について
 地域創生Coデザイン研究所はJ-クレジットの購入を通して愛知県の森林整備のさらなる推進を後押しするとともに、この取り組みを全国に派生させることで、さまざまな地域課題の解決に貢献いたします。

※記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともにご注意をお願いいたします。

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