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地域創生Coデザイン研究所

木村篤信が西粟倉むらまるごと研究所設立5周年シンポジウム×リビングラボ・トークin西粟倉「リビングラボから考える地域×関係人口の可能性 -自然・文化資本×データ×市民科学×好奇心の合流地点-」にて講演します

木村篤信が西粟倉むらまるごと研究所設立5周年シンポジウム×リビングラボ・トークin西粟倉「リビングラボから考える地域×関係人口の可能性 -自然・文化資本×データ×市民科学×好奇心の合流地点-」にて講演します
株式会社地域創生Coデザイン研究所ポリフォニックパートナーの木村篤信が、Living Lab Talkの一環として、西粟倉むらまるごと研究所設立5周年シンポジウム×リビングラボ・トークin西粟倉「リビングラボから考える地域×関係人口の可能性 -自然・文化資本×データ×市民科学×好奇心の合流地点-」にて講演いたしますので、お知らせいたします。

 地域創生Coデザイン研究所の木村篤信は、デザイン方法論研究者として主にサービスデザイン、リビングラボ※、Coデザイン、社会システムデザインなどの共創の仕組みを軸に、国内外における調査研究プロジェクトやコンサルティング、教育活動に携わってきました。福岡県大牟田市、奈良県奈良市などの地域のパートナーと共に社会課題解決に関するリビングラボプロジェクトを多数実施し、それらの実践や国内外の調査研究成果をもとにしたデザイン方法論を研究・開発するとともに、それらの知見に基づいて教育活動を推進しています。
 その活動の一環として、2025年、木村篤信と安岡美佳が、日本初のリビングラボ書籍『はじめてのリビングラボ──「共創」を生みだす場のつくりかた』を刊行しました。答えのない時代にどのように価値をつくっていくのか?複雑な地域の課題や、凝り固まった組織の現状を変えていくための共創の手法として、リビングラボのアプローチが注目されています。
今回は地域創生の先進地域として有名な西粟倉村の西粟倉むらまるごと研究所日本リビングラボネットワークが共催で、西粟倉むらまるごと研究所設立5周年シンポジウム×リビングラボ・トークin西粟倉「リビングラボから考える地域×関係人口の可能性 -自然・文化資本×データ×市民科学×好奇心の合流地点-」が開催されます。

※リビングラボとは、サービスの利用者である生活者と、サービスの提供者である企業・行政などが共にサービスを創る(共創する)方法論です。(引用:木村,(2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局)

 本シンポジウムは、設立5周年を迎える(一財)西粟倉むらまるごと研究所がこれまでの取組を紹介するとともに、各分野の最前線で活躍される豪華ゲストとともに、リビングラボの現在地と未来の可能性を探るトークイベントです。

 企業でも大学でもなく、地域自ら発案し生み出した西粟倉の共創・研究プラットフォーム、むらまる研。当たり前ではあるが地域との連携は必須。どうやら市民参加型の研究機能である”リビングラボ”という形式に近いよう。当初、課題起点でプロジェクトを生み出そうとしてきたこの法人が、なぜ改めて人の「好奇心」起点に立ち返っているのか。

 ネイチャーポジティブやSDGsといった”言葉”や”概念”が先行するこの社会の中で、その潮流に”飲み込まれる”のでははなく、”乗りこなす”ことのできる地域であるためには・・・。

 そのために、市民が研究に参画していく世界に可能性はあるのか。単純に経済性からの視点だけでは評価しえない”自然”や”文化”を、どうすれば継承し、生み出し、私たちの心の豊かさにも繋げていけるのか。そしてそれらをコーディネートできる人材とリビングラボは、果たしてこれからの未来に希望を生み出すことができるのか。

 地域の事象は複雑で混沌としているけれど、その混沌を、分野を超えて俯瞰してみてみませんか。この世界の解像度を市民とともに上げていくこれからのプラットフォームのお話です。

【シンポジウム概要】
開催日:2025年7月20日(日)
開催時間:13:00~18:00
開催場所:オンライン&現地 「あわくら会館 百森ひろば」
     (岡山県英田郡西粟倉村影石33-1)
料金(有料):¥3,500(税込) ※西粟倉村民は無料、お申し込みはこちら
※オンライン配信は“Zoom”を使用いたします。(アーカイブあり)
※第三部ワークショップは現地参加者のみ参加可能です。

◆第一部  13:00~13:50
むらまるごと研究所
「これまでの研究所とこれからの研究所〜課題起点から好奇心起点へ〜」

◆第二部  14:00~16:30
トークセッション
❶リビングラボと市民科学の可能性
❷地域の自然・文化資本とデータ活用
❸ゲストによるクロストーク

◆第三部 16:40~18:00
ワークショップ
「〜これからの関係人口と地域の関わり方の理想を探るワークショップ〜」

▼詳細はこちら
【会場参加あり】リビングラボから考える地域×関係人口の可能性 ー 自然・文化資本 × データ × 市民科学 × 好奇心の合流地点 ー

■木村篤信について

木村篤信について大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学を修了後、NTT研究所に入社。企業内でのUXデザイン・デザイン思考・サービスデザインの方法論研究・人材育成・コンサルティングに取り組む。その中で企業内に閉じられたデザイン研究・実践の限界を感じ、社会に開かれたソーシャルデザインの研究・実践プロジェクトを立ち上げる。福岡県大牟田市、奈良県奈良市との共同実験プロジェクトを協働する中で、NTT西日本と理念を共有し、2021年、NTT西日本グループの子会社である地域創生Coデザイン研究所の設立に関与し、参画。現職。博士(工学)。
主としてHCI、CSCW、UXデザイン、リビングラボ、社会システムデザインの研究開発に従事。デザイン研究のチームを牽引し、企業のサービスデザインプロジェクト、地域のソーシャルデザインプロジェクトを多数実践し、コンサルティングや教育活動も行っている。現在は、「人々が主体的に共創できる社会」という地域創生Coデザイン研究所のビジョンに向けて、社会課題解決やウェルビーイング実現に向けたデザイン方法論やデザイン人材教育方法論などの研究・実践を主題にし、大牟田市などの地域パートナーともに、まちづくり、地域経営、リビングラボ、社会システムデザインなどの文脈で新しいソーシャルデザインのあり方を探求中。2023年には、セクターを超えた共創であるリビングラボの日本での普及展開に取り組むために、日本リビングラボネットワーク (Japanese Network of Living Labs:JNoLL)を設立し、代表理事に就任。
著書に「はじめてのリビングラボ」(NTT出版|2025年)「2030年の情報通信技術生活者の未来像」(NTT出版|2015年)等。



▼主な役職:

地域創生Coデザイン研究所(NTTグループ)
ポリフォニックパートナー
日本リビングラボネットワーク
代表理事
大牟田未来共創センター
パーソンセンタードリサーチャー
東京理科大学
客員准教授
東京電機大学
非常勤講師
東京都市大学
非常勤講師
京都大学デザインイノベーションコンソーシアム
フェロー
ソーシャルビジネスネットワーク
フェロー
日本デザイン学会 情報デザイン研究部会
幹事
横浜市PTA連絡協議会
理事
生駒市「緑の基本計画改定懇話会」
有識者(リビングラボ)
独立行政法人科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX)
ケアが根づく社会システム 領域アドバイザー
デジタル庁
認定Well-beingファシリテーター

 
▼参考情報:
詳しい研究活動紹介はこちら

※記載している情報は発表日時点のものです。現時点では発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともにご注意をお願いいたします。

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