Column 「林業イノベーション研修会」での取り組み紹介について(福岡県)

GX(グリーントランスフォーメーション)に 関するレポートです。

「林業イノベーション研修会」での取り組み紹介について(福岡県)

 地域創生Coデザイン研究所ではGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みを通じて地域のパートナーとともに持続可能なまちづくりをめざしています。今回、福岡県飯塚市で「林業イノベーション研修会」で講演を行いましたので、ご報告します。

 先般、福岡県飯塚農林事務所主催で「林業イノベーション研修会」が開催されました。林業の成長産業化を実現していくためには、林業特有の課題や労働力不足、高齢化などの社会的課題に対応する必要があります。この研修会は森林・林業の関する新たな技術などについての情報提供や取り組み紹介することで「林業イノベーション」を推進するために開催されたものです。
 当日は、林業事業体さま・森林組合さま、筑豊エリアの地方公共団体さまなど40名を超える参加者が集まり、林業機械などの新たな技術が紹介されました。

 この研修会で、弊社は「森林情報デジタル化に係るイノベーション技術の紹介」や「J-クレジット制度のご紹介」を行いました。弊社の「森林・林業」に関する取組や森林情報デジタル化についての事例を紹介し、あわせて動画をご紹介しました。また、福岡県内の具体的なモデルケースをご紹介し、森林分野のJ-クレジットの取組みを実施するにあたってのポイントをご説明いたしました。

【講演のようす】

 地域創生Coデザイン研究所は、九州エリアはじめ全国各地で「森林・林業DX」の取り組みを進めていますが、今後も地方公共団体さまや林業事業体さま、企業さまはじめ地域のパートナーの皆さまと共創し、地域課題の解決や豊かな森づくりに向けて、自然資本を循環させた持続的なカーボンニュートラル社会の実現に貢献し続けてまいります。

この記事を書いた担当者

齋藤 琢磨

サイトウ タクマ

GXチーム
研究主任 リードCoクリエイター

 今回、福岡県の筑豊エリアの地方公共団体さまや林業事業体さまに向けた事例紹介を行わせていただきました。福岡県の森林・林業につきましても課題がある中で弊社の森林・林業に関する取組に対する興味・関心は非常に高いものだと実感いたしました。今後も森林・林業の活性化や地域のカーボンニュートラル実現に向けて、地域の皆さまとともに活動してまいりたいと考えております。