観光・モビリティ

国内外から多くの人々が
訪れる観光地がいくつもある日本。
ですが、歴史や文化など
の魅力があるにもかかわらず、
広く知られていない
地域資源は数多くあります。
そのような地域資源を活かすとともに、
エビデンスベースの
持続可能な観光まちづくりを
地域パートナーと推進しています。

地域一体となった
観光地域経営を

地域のめざす方向性を描き、いかに観光を発展させるか。観光地域経営の実現に不可欠なのが、課題を自分ごととして認識し、強い志を持って先導する「地域コミュニティ」の存在です。ですが、さまざまな業態、考えをお持ちの方がいる中で志を一つにすることは容易ではありません。これまでの経験と勘によるアプローチではなく、データを活用することで、エビデンスベースで目線を合わせながらコミュニケーションを活発化させ、共に考え、実行できるコミュニティづくりをはじめています。

人とデータの力で
取組む観光まちづくり

持続可能な観光まちづくりを実現するために、①コミュニティ形成、②データ可視化/伴走支援、③観光人材育成によって、地域のコミュニティが自走してデータ活用・デジタル化を行うことができるデータドリブンコミュニティを形成しています。この中では、観光事業者さまが個社のデータをリアルタイムに地域と共有しながら、経営改善や業務効率化を能動的に行っています。これが実現できるのは、コミュニティに参加する方々の信念・情熱と客観的なデータが合わさったからこそだと考えています。

地域の主体性を
引き出し、”観光”の
Well-beingを連鎖

地域の人々の力が合わさることによって、これまで個別では取り組むことができなかった地域課題にも取り組むことができるようになります。このときに重要なのは、地域の主体性。私たちは、その主体性を引き出すお手伝いもしています。例えば、地域の人々に呼びかけ、観光サービスをみんなで考えるワークショップ。そこで生まれたアイデアをプロトタイプ体験として具体化し、販売、運用までを地域主体で行っていきます。地域の想いのこもった観光体験を提供することで、受入れ側である観光事業者や地域住民だけではなく、観光客も共に地域への愛着を持ち、共に文化・環境を守る持続可能な観光まちづくりが実現できると考えています。